こんにちは。微笑みです。
木曜日には、関東ではびっくりの雪景色でしたが、みなさん大事なく過ごされていますか。
寒さも厳しく、風邪をひかれている方も多い様に思います。
どうぞ試験前、体調管理には十分に注意してくださいね。
さて前回は「聴く」という事は友人関係でも大事という話を書きましたが、今回は、聴く内容についてのエピソードをご紹介しようと思います。
夫の会社の若い子ですが、先日、赤坂にマンションを買いました。
本人によると、念願の物件だったらしく、かなり自慢しております。
私も何度か話を聞きました!いや、聞かされました?
さてその彼、原宿の美容院に行っていたそうです。
最初の時、
「どちらにお住いなんですか?」と聞かれ
「赤坂です。」と答え
「えー?すごい!持ち家なんですか?」
と話が弾み、ものすごく良い気分になって帰ってきたそうです。
翌日、夫に自慢したのは言うまでもありません。
そして先日、夫に
「今夜、美容院予約したんですよ~」と。
「お?また自慢してくるのか?」
「もちろんです!」
ところが、翌日つまらなそうな顔。
「どうした?住まい聞いてくれなかったのか?」
と水を向けると
「すごいですよね、東京の美容室って。あんなに人がいるのに、ちゃんと管理されていて、前と同じ人だったんですよ・・・」
「そうかあ、じゃあ、自慢できなかったんだ」
「はい、美容室変えるしかないですよね!」
恐らくこれを読んでいるみなさんも、美容院の人も、クレームが無い限り同じ人が担当になるのは当然の顧客サービスではないかと思うのではないでしょうか。
少なくとも私はそう思っていました・・・。
でも、彼にとってそれは彼の望む顧客サービスではなかったのです。
こうして、その美容院は顧客を一人失いました。恐らく予想もしない理由で。
難しいものですね・・・。
というわけで、落胆している彼に
「いやあ、その歳で赤坂にマンションを買うなんて、おまえはすごい!どうして赤坂なんだ?」
と日々傾聴に徹する夫なのでした。
微笑み