聴く

こんにちは。微笑みです。

母よりもちょっと若い、叔母ぐらいの年齢の友人(Aさん)と話していた時の事です。

「微笑みさんは、何でも聞いてくれるから、話していて楽しいわあ」
と突然言われました。

何のことかと聞いてみると、最近ある友人(Bさん)と上手くいかないという話題の事でした。
その話を彼女から打ち明けられた時、私は、どちらとも友人でもあり、どちらの味方にもなれず、とにかく聴くに徹しておりました。
本当はBさんとの方がとても仲良しなので、Aさんの話には、ちょっとムッとする事もあったのですが・・・。
既に70台の2人の友人の間に入っている私としては、反論するようなわけにもいかず。
ただただ、
「そんな事があったんだあ。」
「それは大変だ~」
「それで?」
「えー?なんでそう感じるの?」
「そうかあ、そう感じたのね~」
と相槌をうち、反射したり、促したりしておりました。

その結果が、Aさんからの冒頭のセリフです。
「えー、そう?私って、ふんふん聞いているだけで、話す甲斐がないってことはない?」

と聞き返してみると、
「それがいいのよ。安心して話せるでしょう~。
Bさんには腹が立つけれどでもお友達ではあるし・・・。自分でもあんまり悪口言ってもなあ、とは思うのよ。でも止まらない時ってあるじゃない。
他の人に話すと、なんか私そこまで言っていないのに~って、すごい悪口合戦になってしまって気持ち悪くなっちゃったりするのよね。
娘に言うと、『お母さん、Bさんだってね、こういう良いところあるじゃない』なんて説教されたりするのよ。
わかっているのよ。でも、言いたいというか、聴いてもらいたいってあるじゃない。微笑みさんはそこがちょうど良いのよ~」
と褒め?られました。

「微笑みさんには申し訳ないけれど、こうして話を聴いてもらえると、今度Bさんに会った時に、ふつうに接することができるのよね~」
とも。

というわけで、私には、「愚痴聴き係」という役目ができました!笑

これって、みなさんが苦労しているロールプレイングの練習と同じではないでしょうか。
「そうそう、実は私も・・・」と同意したくなったり・・・、
「それはこう考えたら?」とアドバイスをしたくなったり・・・。

でもそれは「聴く」には敵わないようですよ!

微笑み