経験とは?

こんにちは、向日葵です。

先月後半より、第一回キャリアコンサルタント試験対策講座も始まり、私も改めて「傾聴」すること、特に日本キャリア開発協会(JCDA)に認定された養成講座で皆さんも習われた「経験代謝」について、資料を読み返して復習しています。

講義やロールプレイングをする度に、「経験を語る」ということはどういうことなのか、これを一緒に考えていただいています。

「経験」とはどういうことを意味するのでしょう。もう一度、皆さんも考えてみてください。

よく、「感情」も「出来事」も聴いて、とか、「出来事」ばかり、「感情」ばかりにフォーカスしてしまい、両面をうまく聴けない、そういったこともよく聞きます。

何故、「出来事」「感情」を聞いていかなければいけないのでしょう。

例えば、仕事で嫌なことがあった、その時に同僚や友人に話を聞いてもらい、起こったことだけを話をするとどうでしょう。その出来事に興奮していると、「○○さんが私にだけ雑用を押し付けるのよ、頭にくるわ」「上司に相談しても、まぁ、あなたしかできないから頼むのだし、そういわずによろしくね、って言うのだけど、無責任な上司よね」と話をしているだけでは、何か深まるのでしょうか。

愚痴でスッキリさせたいだけなのか、それともこの出来事をどうにか解決したいと考えているのか、聴いているほうはさっぱり分からないかもしれませんし、その場ではすっきりとした気持ちになっても、また翌日はモヤモヤした気持ちになっているかもしれませんね。

カウンセリングでは、このモヤモヤした気持ちを丁寧に聞いて、そして出来事を通じてどのように感じて、考えていくことが大切ですよね。

「経験」とはどういうことなのか、今一度、考えてみると良いと思います。

また詳しくは、ぜひ、講義・講座で講師が親身になって説明しますので、一緒に考えましょう!