みなさん、こんにちは。 新雪です。 イギリスのEU離脱が国民投票で決まってしまいましたね。 大方の予想を裏切る形となり、世界経済は、当面マイナス方向へと向かうことと思います。 私は経済の素人ですのでこの先どうなるか詳しい予測はできませんが どうか大きな混乱なくソフトランディングしてもらいたいと願っています。 さて、今回の本題はここから始めます。 テーマは「キャリアコンサルタントの市場」です。 私自身、キャリアコンサルタント(CDA)となって 14年が経過しようとしています。 キャリアコンサルタントの市場がどの程度かを考えてみると まだまだ未成熟であると思っています。 その理由は、以下の3つにあると思います。 ①日本においてのキャリアコンサルタントの認知度が低いこと。 ②お金を出して、キャリアコンサルティングを受ける習慣がないこと。 ③キャリアコンサルタントの質にばらつきがあること。 まず①について。 私が研修などをやっていて、 受講生に「キャリアコンサルタントを知っている人?」と聞いてみても 知っているのが1~2割程度というのが現状です。 次に②について。 ①よりももっと割合が少ないと思います。 キャリアコンサルタント自身でさえ、 お金を払ってキャリアコンサルティングを受けたことが無い人が数多くいます。 最後に③について。 キャリアコンサルタントの資格はとっても その後に実践経験すらない人が数多くいます。 また、実践経験はあっても自分勝手なやり方で クライエントの成長に繋がらない支援になっている方も 残念ながらいらっしゃいます。 以上のような課題を解決するには、 キャリアコンサルタント1人1人が 1回1回のキャリアコンサルティングで 地道な成果を挙げていくことが必要なのだと思います。 1つ1つはちいさな成果かもしれませんが、 数多く積み重ねていくことで 社会に認知され→お金を払う価値が認められ→どのキャリアコンサルタントに相談しても安心 であると思ってもらえるようになるのではないでしょうか。 国家資格化となり認知度は少しは上がったことと思います。 あらためてここから キャリアコンサルタント各々の成果が問われてくるのではないでしょうか。 キャリアコンサルタントの市場は、 私たちキャリアコンサルタント自身で作っていくものだと思います。 新雪