キャリアカウンセリングの進め方

みなさん、こんにちは。

新雪です。

 

5月に入り、

4月よりは私自身の仕事には余裕が出てきました。

6月はさらにゆとりが出てきそうなので、

忙しさにかまけて先延ばしにしていることを

そこで片付けようと思っています。

 

さて、

今回の本題はここから始めます。

 

私がキャリアカウンセリングに出会ってから早十数年。

まずは教科書通り、習ったとおりにカウンセリングをしてきました。

 

今も基本は変えずにやっているつもりですが、

徐々に自分なりのキャリアカウンセリングの進め方が出来てきました。

 

今回は、

現在の私が実践している

キャリアカウンセリングの進め方についてお話します。

 

進め方の前に1番大事にしている意識があります。

それは、

その人「らしさ」であり個性を大事にしています。

 

例えば、

営業の仕事が上手くいかないという相談があったとします。

その人が話し上手であれば、話し上手なスタイルで解決する方向で支援します。

また、その人が聞き上手であれば、聞き上手なスタイルで解決する方向で支援します。

つまり、

「話し上手」と「聞き上手」というそれぞれの「らしさ」を大事にするということです。

 

ではここから、私のキャリアカウンセリングの進め方を、お話します。

 

・出会いの場面では、笑顔で挨拶。

(当たり前ですが大事にしています)

・最初の投げかけでは、基本はオープンクエスション。

(クライエントに自由に語ってもらいたいです)

・傾聴を心掛け、ラポール形成。

・相談テーマを掴む。

(クライエントの話を、「蒸留し短縮し伝え返す」を基本にしています。)

・自己解決を促すようにやりとりをする。

(質問中心のやりとりになります。)

・よーく話を聴いた上で、必要最低限のアドバイスと情報提供をする。

(クライエント本人だけではどうにもならないと判断した上でするようにしています。)

・最後に今回のセッションのまとめと今後のことについて確認する。

(クライエントの納得感の確認と今後の行動の明確化をするようにしています。)

 

以上のようにキャリアカウンセリングをした結果、

クライエントに「前向きな変化」があったと言えれば

そのカウンセリングの成果があったと言えると考えています。

 

ちなみに「前向きな変化」とは、感情、意識、行動のどれかに変化があることです。

 

今回はあえて、抽象的なご紹介までにとどめておきます。

というのは、自分らしいキャリアカウンセリングの進め方は

自分で試行錯誤の上で見つけて欲しいと思っているからです。

具体的な事例まで挙げると分かりやすくなりますが、

読み手が想像する機会を奪ってしまいます。

 

私が今回提示した手順を、皆さまの答えにして欲しくはありません。

 

今回のブログの内容が、

ご自身の「らしさ」「個性」に合った

キャリアカウンセリングの進め方を考える一助になれば幸いです。

 

新雪