「させていただく」

こんにちは。新年度が始まり、新しいことにチャレンジしたり、
お花見等で気持ちが上がる時期ですね。

そんな日常で、最近やたらと耳についてしまう言葉があります。
…させていただく

テレビで新ドラマが始まるこの時期、番宣で俳優さんたちがトーク番組に出ては、今回○○の役をやらせていただいて…という言い回しに違和感を覚えます。

実在の人物であれば、その方への敬意を表しての謙遜かもしれませんが、
聞いている私には、その役をやる覚悟とか責任感とか、欠けているように思えるのです。

そもそも日本語として、させていただく、という使い方が変わってしまい、

必要以上の謙遜が乱用されているような…

例えば、本日CDAをさせていただく、講師をさせていただく、
と使用すると、何だかよそよそしくあり、大丈夫かな?

と心配な印象はないでしょうか。

自身のことを話すときには、謙遜ではなく、自信と責任を持つ意味を込めて、

相手に伝わる言葉で表現した方が、より信頼関係が深まるのではないかと思います。

今月より国家資格化されたキャリアカウンセラー、させていただく、のではなく、

堂々と自信を持って、新たにキャリアカウンセラーとしての道を

一緒に進んで切り開いていきましょう