こんにちは、にゃんすかです。
梅雨明け前から暑い日が続いていますね。
この暑い中、黒いスーツで就職活動をしている学生達を見ると、なんだかかわいそうです。
さて、就活中の学生と接していて、最近、良く感じるのは、「働くこと」を楽しみにできない学生が多いな、ということです。
特に就活を始めたばかりの学生と話すと「働く」ことのイメージが、とてもネガティブで驚くことがあります。
会社選びの軸のトップに、休みや待遇を挙げる学生も多く(もちろんそんなことはエントリーシートに書いたり、面接で言ったりはしませんが)、何となく違和感を感じていました。
先日、ある専門学校の進路指導の先生も同じようなことをおっしゃっていました。
以前は、「資格を取得したら、独立して頑張りたい」
という夢を語る学生が多かったけれど、最近は、めっきり減ってしまったとのこと。
その学校では、特殊な技術を教えているので、新卒でも好条件の引き合いがあるようなのですが、そんな時でも
「私には、そんな給料をもらうような仕事はできない」
と、しり込みをする学生も多いようなのです。
学生たちに共通するキーワードは「安定」
大きな仕事、新しい仕事でチャレンジをするよりも、そこそこの仕事でいい、という感じなのでしょうか?
若いというだけで、十分、いろいろな可能性を秘めている世代だからこそ、チャレンジすることで世界が広がるのに、ともどかしい想いもあります。
しかし、もしかしたら、それは学生たちにとって、働いている大人たちが魅力的に見えていないからなのかもしれない、という気もします。
社員であるアルバイト先の飲食店の店長がいつも忙しそうに、休みなく働いているのを見たり、ブラック企業だ、パワハラだ、うつだ、という話を聞けば、学生が「働くこと」を楽しみにできないのは、仕方のないことかもしれません。
CDA自身が、楽しく働いている大人であること、それだけでも就活中の学生に、何かを伝えることができるのかもしれないですね。
皆さんは、どう思いますか?