第44回CDA2次試験を受ける皆様へ

「夢かなジム」の受講生の皆様、
いよいよ、今週末は試験ですね。

カウンセリングは体力を使います。クライエントが何を話すのか、一生懸命聴く。
それには体力が必要です。ふっと集中力を欠いてしまうことのないように。

お仕事で忙しい方も少なくないと思いますが、できるだけ、試験前日は早めに就寝し、当日は、体も心もゆとりをもって試験会場に着けるような時間に起床するように心がけてください。

 

寝不足や疲労が、表情や、声、動作に現れてしまうと、それだけで、試験官にマイナスのイメージを与えかねません。

会場に着いたら、集合室の場所を確認しましょう。
ただし、基本的に集合室は集合時間の10分~5分前にならないと開かないようです。
集合室を確認したら、落ち着ける場所でゆったりと過ごしてください。

さて、試験前最後のブログになりましたので、試験当日の心得を。

  1. 出かけるまでに少なくても一度は、発声練習をしましょう。
    朝起きてから、一度も発声せずに、試験を迎えることのないように。
    鏡に向かって、表情を確かめながら行うと、更に良いですね。
    練習内容は、受験番号と名前。そして、最初のフレーズです。
    「CDAの〇〇です。今日はどんなご相談ですか?」といったようなフレーズ。
    自分の言いやすいフレーズを作っておいてください。
    最初のフレーズが上手く言えると、緊張も解けますよ。
  2. 優しい笑顔。微笑みです。
    緊張のあまり、クライエントをにらみつけてしまう方がいます。
    試験ですので、みなさんが緊張してしまうのは仕方ないですが、本当でしたら、クライエントの方が緊張しています。
    「どんなカウンセラーかな?」「ちゃんと話を聴いてくれるかな?」
    そんなクライエントを優しい笑顔で迎え、最初のフレーズを言ってくださいね。
    オーバーアクションは不要です。穏やかであること、が大事です。
  3. クライエントの最初の一言はとても大事です。
    カウンセリングが進むに連れ、主訴は違うところにあるとわかってくると思いますが、クライエントの来談目的は最初の一言です。
    この最初の一言を大事にしてくれるカウンセラーは、クライエントにとって、信頼できる人になるのです。
    最初の一言は要約しなきゃ!とか反射しなきゃ!と慌てずに、一緒に噛みしめてください。
    そうすると自然に伝え返しができると思います。
    またそこでゆったりと間を取ることで、みなさんも落ち着きますよ。
  4. まずは、話を聴きましょう。
    伝え返しとオウム返しは違います。話を聴きながら相槌のように、相手の発した単語を復唱していけば良いのです。
    追いかけ復唱の要領です。
    伝え返しをしようと力むあまり、クライエントの話す邪魔をしないように。
    クライエントの話すペースも大事にしてあげてください。
    そしてひっかかった言葉、気になった言葉は、勇気をもって聴いてみましょう。
  5. 口頭試問は簡潔に!
    タイマーが鳴った途端、力が抜けて終わった~と思うでしょうが、まだ口頭試問があります。もうひと踏ん張り頑張って。
    聞かれたことには、まず結論から。理由は後です。
    結論、理由、具体例の順で要領よく答えていきましょう。
    だらだらと話されると、試験官もロープレを真剣に聞いて疲れている(!)ので、聞く気がなくなってしまいます。
    また事前に用意できる回答はきちんと練習しておきましょう。


以上が、心得です。

“大きく変わる”と書いて大変と読みますね。
今は大変でしょうが、それは今まさに、自分が大きく変わろうとしている証拠ですよね。

挑戦の先には、”成功”か”学び”しかありません。

是非、試験を楽しんできてください。

そして、合格の栄冠を手にされ、皆様の夢がかなうことを、心から祈念しています。

夢かなジム 講師陣一同

P.S. 受験票だけは、絶対に忘れないでくださいね!