職業体験テーマパークというとキッザニアが有名ですが、今年1月に、Kandu (カンドゥー)という施設も千葉にできたそうです。キッザニア東京の場合、なんと年間来場者数は80万人!
文科省も最近は子供のキャリア教育に力を入れているので、小学校や中学校が修学旅行や職業体験授業として、施設の利用を申し込んでいるそうです。
また、将来の就職に対する不安から、子供にキャリア教育の機会を与えたいと行かせている親が多いようです。
終身雇用という言葉も、すっかり過去のものになり、学歴もあるに越したことはないが、将来の保証も殆どないようになりましたからね。
皆様は、子供の頃、何になりたいと思われましたか。今、願ったようになっていますか?
2011年に、デューク大学のキャシー・デビットソン教授が、ニューヨークタイムズ紙とのインタビューで次のような発言をして、世間にショックを与えました:
「今の子供が大人になるころは、65%がまだ存在していない職業につくでしょう」
本当にそうかもしれませんね。例えば、私が子供の頃、レンタルビデオ屋さんという職業はなく、それが今やネットの影響で殆ど潰れて、また無くなってしまいました。
マーク・L・サビカスやダグラス・T・ホールのキャリア理論のように、流動的な環境で、自己実現を目指す能力が、本当に重要になってきました。
子供を持つ親としても、どんな状況でも乗り越え、自立できるよう、家庭でもできることはする必要があると自分に言い聞かせている今日この頃です。